募集・求人サイトの「一人称で仕事する」イズ なに?
2019, Oct 09
アジェンダ
実は某求人サイトを作っている私が、求人を出す、受けるという状態になっているというシニカルなギャグが現状だったりします。 このサイトーーというよりは、GitHub 就活プロジェクト自体がそうですが、私の代わりに 24 時間 365 日営業してくれるスゲーやつっていう位置づけです。 私もエンジニアの端くれですが、何でもかんでも人間っぽく呼称することを心がけているので、なんか心苦しい表現だなぁ、なんて思ってます。
「一人称で仕事をする」とは
さて、最近求人サイトでよく使われている「一人称で仕事をする」とはどういうことなのか? そもそも一人称の仕事ってなんやねん?っていうところから今日のお話があります。 参考:クローバーフィールドさまによると、
「一人称行動」というのは、「私はどう動くのか」、「私はどう対応するのか」といったように、周囲の状況変化に自分が主体的に対応していくということのようです。
(中略)
一人称にもいろいろあって、「私」や「俺」だけではなく、「私たち」とか「我々」とういった複数の一人称も存在します。
さらに言語学的に突っ込んだことをいえば、一人称には「包括形」と「除外形」があります。
これは何かというと、「包括形」というのは話の相手、すなわち「あなた」も含んだ「私たち」です。
「除外形」は話の相手を含まない「私たち」です。
これらもすべて「一人称」なのです。
らしいです。 おー、なんか分かったような気がします。
つまり、こういうこと
能動的に仕事をする、とか指示待ちではない、とかそういうイメージでしょうか。 まだこちらの方が「一人称で仕事をする」と言われるよりピンと来ます。 相手に何かやってほしい(求人に来てほしい)と想定する場合、抽象的な(一人称で~)よりは、上記のような姿勢を伝えてもらったほうが良いかと思います…。 アドマーケティング・テックではないですが広告打ったり集客ツールとか SNS を活用してコミュニティ作ったりした経験から思うに、「自分に興味がないんだな、という文言は読み飛ばされる」事を経験的に知っているので、こういった細かい事でも表現を大事にしたいです。
文章がうまくてもべしゃり1がうまいとは限らないのです(´・ω・`)
注釈
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【べしゃり】「しゃべり」のこと。知らなかったんですが、業界用語らしいです。 ↩