バチェラー・ジャパン シーズン3の結末に物申す! 各関係者への影響は?ショービジネスとしてバチェラーを見る
アジェンダ
- 放送日が終わって
- 定義について
- 今回の事後対応について(公式)
- 過去のバチェラーが別れているように、そもそも環境が特殊なのでリアルな恋愛とは言えない
- 番組的にヤラセがあるべきか?
- カメラが回っていないのにバチェラーと女性が会っているのはルール違反だ
- そもそもバチェラー・ジャパンは結婚する事を目的にしていない
- 参考:私がバチェラー・ジャパンとバチェファミを批判しない理由
- バチェラー婚活も!
- 私見
- バチェラーは結婚できるのか?
- 注釈
バチェラー・ジャパン シーズン3最終回応援上映! に一緒に参加したの続きです。
放送日が終わって
バチェラー・ジャパン公式へのコメントやネット記事、コミュニティがすごい盛り上がりを見せていますね。 もう一種の社会現象だと言っても良いでしょう。
私見は色々とありますが、ひとつのショービジネスとしてのバチェラー・ジャパンを分析します。 事の善悪はここでは評価も考慮もしませんが、各項目ごとに立場を明確に宣言していきます。
定義について
ざっと思い当たる 少しでも誤解なく、読みやすくなるよう記事自体を書きながら本項を都度書き足しています。
- バチェラー:主演男性を指します。具体的には久保氏、小柳津氏、友永氏のように作中で女性に追われている側の男性とします。
- バチェラー・ジャパン:番組自体を指します。特定の出演者ではありません。
- バチェファミ:バチェラーシリーズに参加した人、または製作サイドを指します。特定の出演者ではありません。
- 公人:Twitter や Instagram などフォロワー数が一般的に多いとされる数値以上である状態とします。目安は 5000 ぐらい。ぐらいというのは、ちょっと下回っていても許容値とするためです。
- したがって、今回の参加者のほとんどを公人、オフィシャルアカウントを持つ人も公人、特例的にバチェファミは公人として扱います。
今回の事後対応について(公式)
今回取り上げる内容の発端について、事実のみを見ていきます。
- 放送前にバチェラーの2ショットが流出
- 放送が終わったらただの一般人、これは悪質なストーキング行為なのでは?
- 放送が終わっても立場ある公人として誠実に振る舞うべき。または有名税
- 放送内容自体の問題
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過去のバチェラーが別れているように、そもそも環境が特殊なのでリアルな恋愛とは言えない
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番組的にヤラセがあるべきか?
まず、実際に出演者や制作サイドに台本があった/なかったは別とします。 他者や周囲に不利益が被らないならヤラセはあっていいと思います。
バチェラー・ジャパンに限って言えば、ヤラセがあったとしたら視聴者が見抜けているでしょう。 あなたがご覧になってみて「バチェラーはヤラセ」だと思えば、それはヤラセです。
カメラが回っていないのにバチェラーと女性が会っているのはルール違反だ
そんなものないです。 Wikipediaにも明記されておらず、動画でも触れられていません。
が、これから言及されていくんじゃないでしょうか。 少なくとも、バチェラー・ジャパン シーズン3時点ではありません。
そもそもバチェラー・ジャパンは結婚する事を目的にしていない
視聴者が「裏切られた!」と叫んでいるのを見るたびに思うんですが、勝手に期待して勝手に幻滅しただけです。 まずはこれを事実として受け入れましょう。
婚活バトル番組、です。
いち視聴者としては、「そこまでやるんだったらちゃんと責任とれ(結婚しろ)」って思いますよね。私も思います。 が、指原氏も言うように外部が強制するものじゃないですよ。
見方を変えると、どうしようもないモヤモヤもあなたの心を震わせる、バチェラー・ジャパンという番組の力ではないでしょうか? 「嫌いになったから見ない」というのは確かに、ひとつの選択として正しいと思います。 「これは好きだけどこれは嫌い」と切り分けて、バチェラー・ジャパンとどうやって付き合っていくのか、あなた自身のバチェラー・ジャパン3.5が今はじまったばかり、と考えると面白くはありませんか?
人生はハッピーエンドばかりではありません。 ドラマはそういう脚本なので結末もいじれますが、現実は脚本ではないので結末は本人たちしか決められないのです。
参考:私がバチェラー・ジャパンとバチェファミを批判しない理由
【バチェラー自体の内容には言及しません】
まず、現時点までの事実としてバチェラー・ジャパンは婚活番組としては大失敗です。 が、番組外の出来事まで含めて人間ドラマ・ドキュメンタリー番組としては大成功です。
視聴者が求めているものがなにか、を考えるべきですね。 バチェラーが紆余曲折を経て結婚するまでの物語が見たい、自身の理想をバチェラーやバチェファミに投影している視聴者だと前者なので、今回の騒動やネタバレに怒り心頭であるだろうというのは想像に難くないです。 しかし、私は、バチェラー・ジャパンを通じてつながりを持ったバチェファミや「(自分にとって)真実の愛とは何か?」を参加者たちとともに必死にもがいて模索していく成長物語に共感と感動を覚えている視聴者なので、後者なんですよね。 なので、純粋に「色々大変だったんだなぁ、これからも頑張れよ!」って思っちゃう。
今回の騒動も、「やっぱり好きって気持ちと、自分にウソついて生き続けるのってしんどいんだな」と、友永氏を見て思ったんです。 選ばれたのに選ばれなかった水田氏の怒りもすごく共感するし、「自分を一番好きじゃない状態の人と結婚する」ことが本当に幸せなのか、水田氏自身もすごく悩んで、今回の結論=騒動になったんだと思っています。
私がこれからバチェファミになっていく人たちに伝えたいのは「最初はこう(自分にとって受け入れがたい考え方や意見)だったけど、付き合っていく中で考えが変わっていく」のも愛情表現の一つなんじゃないかって思います。
今回の騒動自体は残念ですが、私はバチェラーシーズン4やバチェロレッテを応援します。 そして、バチェラー・ジャパン シーズン3最終回応援上映! に一緒に参加したでも言いましたが、頼むからバチェラーと結ばれた人が結婚してくれよ!1と思いすぎてぶっ飛びそうなので、次こそぜひとも結婚まで行ってほしいです。
あなたはバチェラー・ジャパンを視聴していて、バチェラーに何を期待しますか?
バチェラー婚活も!
既に終わったパーティーパーティーさんのイベントもあるように、婚活市場への影響は大きいです。 各関係者もバチェラーブームとの付き合い方を考えなければならないかも知れませんね。
私見
【バチェラー自体の内容には言及しません】
婚活パーティーでのマッチングで頑張るのもいいんですが、バチェラーシリーズで私が学んだのは「カップリング成立」より「デートの仕方や言葉選び」を指南してくれるサービスの方が現代人には合っていますよ。 多くのマッチングサービスは恋人を見つけたら成婚まで、ひどい場合には恋人候補を紹介したら終わり、みたいなケースがありますが、結婚になったか?というとそうではない。 会員数が多く、ルールが厳しいことで界隈では有名な IBJ 系列でさえ、結婚を確約できないわけです。 商業婚活ですら結婚はできず、 婚活終了~結婚までのトータルプランナーはブルーオーシャンでは?と思えてならない。2
バチェラーは結婚できるのか?
A. 現状では無理でしょう。
2つの理由によります。
有名税
バチェラー・ジャパンで学んだのは、芸能人はある程度事務所など利害関係が絡み、SNSなどで制約を受けます。 それは、タレント自身を守るためにあり、また事務所を守るためでもあります。
しかし、一般人である参加者ーバチェラー自身も含め、制約が緩いです。 結果として、何が起こっても自己責任となります。 有名税は決して安くないのです。
制作サイドとして、バチェラー・ジャパンを楽しくすることは創意工夫により実現できますが、失望されないようにするためには契約で守る必要がありそうです。
特殊な環境
そもそも、一般人同士の婚活パーティーや結婚相談所ですら難しいのに、バチェラーと一般人をくっつける、なんていち番組でたった一組のカップルがうまくいく、なんて虫のいい話だと思いませんか? むしろ「お金を持っていて非現実に身を置いても結婚はそう簡単ではない」と現実を突きつけてくれる素晴らしい番組だと、私にはそう見えます。 恋愛にお金は必要ですが、結婚はお金だけが必要ということではないんですね。これは今の私にはようやく分かるようになりました。
これが先日「既婚歴があるバチェラーだったらどうなる?」と思った理由です。
注釈
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【結婚してくれ】結ばれてくれ、に表現を改めます。結婚は強制というか、ちょっと言葉的にキツいな、と思いました。 ↩
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【恋人が結婚までのステップを征くトータルプランナー】カップルをパートナーにするビジネスのイメージがあります。出資者・投資家募集ページ ↩