筆者紹介:テックな話からプライベートな話までアレコレ

筆者紹介:テックな話からプライベートな話までアレコレ

2019, Jan 01

アジェンダ

技術思考

恐らく、私の求人や応募書類を見ると「で、結局何ができる人なのかわからない」という声をいただくことがあります。 今まで何でもジェネラルにやってきたので、特にどれが得意?という質問は逆に困ってしまうわけです……。

なので、私の所感はタイトルに、実績を項目に書き出すことにしました。

TL:DR(In short)

自分のスキルを一言で説明してください、という要望に対して、 「スタートアップまたは既存システムに対し業務的または経営ベースの運用施策を提案または実現をインテグレーション並びにオペレーションサポートで考え、これをアプリベースないしインフラベースからシステム化要件の策定またはマネジメント、あるいは設計実装、必要に応じて品質評価を提案実現できるフルスタック・オートメーションエンジニアリングができる」というニュアンスをもたせられるように心がけています。

やっぱり解説が必要だよね

箇条書きにすると、

  • 新規事業でも既存案件でも
  • 業務または経営サイドからITシステムのコンサルができる
  • ベンダーとして導入を、ユーザーサイドのITシステム部として運用保守ができる
  • アプリケーションのシステム要件を検討できる
  • インフラベースのシステム要件を検討できる
  • これらの仕様検討、構築に係る業務のマネジメントまたは開発者として設計と実装ができる
  • 成果物に対してテストシナリオを起こす事ができる
  • 成果物に対して運用シナリオを起こすことができる
  • これらを自動化・半自動化できる

と読めます。

備考:いいところをPRする前に

敢えてウィークポイントを指摘するなら、専門性より汎用性を突き詰めているため対応できない案件の方が少ないぐらいですが、それぞれに専門家ではないのできめ細やかさに欠けるように感じられると思います。

たとえば、シーンごとに決断は早いですが、運用が固まる前に走り始めたプロジェクトだと自転車操業的に対応するシーンがあります。 外資系さんだと実績を出せばOKという風潮があるので、「このやり方を考えてみたんだけど失敗したよ、HAHAHA」でいいんですが、日系さんだと「失敗しない方法をよく検討しましょう。稟議もね」ってなります。

同僚に言われたことでもあるんですが、「あなたは開発者ではない、研究者だ」らしいです。 技術力を高めることより、見聞を広めたりインフルエンサー的というか、Youtuber的な行動にあながち間違ってないなぁ、と思います。 これは外資系企業にはありがたがられますが、日系企業は合わないところもあります。

好きな言語: JavaScript(Pure)

ブラウザが環境なのでマイグレとか考えなくていいのは楽ですね。 変更が素直に出てくれるのもベスト!

最近はCoffeeScriptのようなコンパイルが必要なものとか、いい感じにラッピングしてくれているJQueryとか、ガッツリ開発するならNodeJSやECMAScriptなんかもありますが、ここで取り上げているのはコンパイルする必要のないPureなものを想定しています。 JQueryはただのラッパーなのでここに含みます。 Google App Script(GAS)はWebエディタがあるので思わず入れそうになりましたが、裏でclaspというかNodeJSが走っているのでギリギリ入れないことにします。

あくまで、開発環境を構築不要で書いた結果が素直に出てくる、実行環境を選ばないのに即時反映されるという点がたまらなく好き。 他だとこうはいかない。1

歴はJQueryが長いから、そろそろモダンなVueJSに持っていきたいお年頃。

得意な言語: Python(PyPI)

最近までAIをガッツリ触っていたのと、標準ライブラリがあまりにもヒューマライズに欠けるのでオレオレラッパーを作るぐらいには思うところがあり……。 特にコンバーター周りが不満。classからlistとdictとnumpyなどなど、色々扱い方が異なるし使い方も異なるので、最適な形に合わせないといけないのが面倒くさいですが、データを扱うライブラリ群は随一です。

問題は、そのライブラリ群を扱うために結局データクレンジングしなければならないので、結局楽にならないんですよね。

最近の関心: kotlin

元々Javaがメーンだったので、kotlinには非常に関心が高いです。 ほか、モバイルアプリの経験が薄いのでSwiftやUnityを独学中……。

個人の感想ですが、エンターテインメント界隈が頭一つ抜けて技術力が高いんじゃないかと、そう思うわけです。

その他経験言語

JavaやRuby on Railsだと実務で講師として指導できます。 モダンなところだとGolangや ややレガシーですがC#系はUnityなどで使われていますし、Angularなどでも現役です。

サーバーベース:オンプレ・クラウドからヘッドレスまで

AWSとGCP、少しですがAzureはとりあえず基本セットとして、ほかCIサービスをはじめQiitaのような技術者系のエンジニアが話題にしているものは一通り押さえています。 技術要件に実案件ベースでまとめています。

その他フレームワークやツール類

Git系も含めマネジメントツールのお話。 システムコンサルタントとして、またQA・オートメーションエンジニアの実績もあり、システム化の業務要件の棚卸しから現場での運用支援を見越した縦断型の全体構築を考えるので、初期段階にマインドマップを持ってくるので不思議がられます。 初期フェーズにマインドマップを持ってくると経営サイドにウケるのと、彼らの考えが管理サイド・実装側に腹落ちしやすいのでおすすめしますよ。

マインドマップ例

ちょっと語りたい

これは実際にシステム化させようとして、運用に載せられなかったアイデアです。 キャッシュレス化に伴い、お金の管理意識が薄れるから、ということで買い物の前に会計帳簿をつけて、今月使える額を算出して予算オーバーか判定する、という想定をしています。 せっかくだから、買い物前に知りたいアレコレの情報を引き出せたらいいよね、というものです。 LINE APIハッカソン向けに作っていたんですが、我が家では必要がなかったので結局見送りに。2

ポリシー

どうしても許せないのが、熟練エンジニアによる知識マウンティングです。 細かい話を別記事にてまとめました。

パーソナル

面接、お顔合わせやキックオフ後などで聞かれるアレコレを網羅!

少しお話していただければ分かりやすいほどに分かるんですが、私の考え方やアプローチはエンジニアの方と比べてビジネスサイドの話をしすぎる傾向にあるようで、CEOやCTOのウケが良い傾向にあります1

今回は頑張ってパーソナルな話をいっぱい盛り込みます。 一部仕事っぽい話もあります。

(自分で書いてたらいつもどおりの展開になったので、今回は有志のご協力を得てインタビュー形式にして、後ほど文字に書き起こしています)

自己紹介(ビジネストーク抜きで)

まずはお名前と由来を教えて下さい。

「野村屋ごろう」です。本名と一字もかすっていません。 主に技術サイドの評論や検証をやるためのアカウントーというか名義ですね。

一昨年(2016年)に、「今までネットに上げたコンテンツをオープンなDBにしてしまおう」というプロジェクトを企画して、これを推進しようとした時にまっさらな名義を作りたかった。 今まで持っていたネットアカウントだと、ある程度のファン(フォロワーなど)がついていたのですが、こちらはあくまでもブログ用のアカウントだったので切り離したいなと。 それで、当時技術で高配当だった野村證券さんと、なんか店舗風な感じに「屋」、ごろうはインターネット老人会員を名乗っても通用しそうだし、アイドルにもいる1ので。ゴローちゃんの語呂も良かった。

普段何をしているんですか?

なんやこのふわっふわな質問(笑)

オフの過ごし方の話かな? それだと、家では積み上がるゲームタワーを崩して攻略したり、ブログ書いたり? 外に出る時は本当に多趣味で、最近まではサバイバルゲームで特攻隊ごっこやってました。 小さい頃は野球少年!チームがあったらバスケをしていたかも知れないけど(笑)

最近は社会人サークルに入ってフットサルやってましたね。最近はサイクリングと、山登りをぼちぼちに。 外に出る、という意味ではちと的外れだけど、将棋の大会にも参加してました。

外に出るのに将棋?

はい。セキュリティパッケージのクライアントさんとお付き合いしていた時期に将棋部があって、そちらで全国職域団体戦にも参加する強豪だったので、私も参戦したい!って言って参加してました。 昼休みの1時間をしっかり将棋に充てて、関東将棋会館の藤田綾女流プロ門下として活動していた時期があります。アマ4級の認定証もいただきました。

それはすごい! そろそろ別の質問で、料理もすると聞きましたが。

そうそう、忘れてた。料理します。 料理というか、お菓子作り。

どんなお菓子を作るんですか?

シフォンとかタルトとか?手抜きですよ。 パンの耳をからっと揚げて砂糖でシュガースティックとかね。

いやいや、手抜きじゃないです。
(割愛)甘いものが好きということで、次の質問ですがなんでエンジニアになろうと思ったんですか?

これね、私が教えている生徒さんにもよく聞かれるんですが、実はエンジニアになろうと思ってなったんじゃないですよ(笑)

SNSをやらないの?

めっちゃくちゃよく聞かれますが結論から言うと、やらないようにしています。

少しお話していただければ分かりやすいほどに分かるんですが、私の考え方やアプローチはエンジニアの方と比べてビジネスサイドの話をしすぎる傾向にあるようで、CEOやCTOのウケが良い傾向にあります1 そのため、経営の話やチーム運用の話ばかりで結局あなた(私)の事が分からない、というお声をちょいちょいいただく事があります。 それ自体は受け入れているんですが、エンジニア特有の「ソロ飯」文化がもう当たり前になってしまっていてまさに「仕事をするために出社する」ような感覚です。 「それならリモートでよくね?」とますます思ってしまうために、最近は出社拒否2

特に講演会や勉強会で登壇すると、パーソナルな話よりは復習や展開、オファーがメインでますますプライベートが分からない人になってしまっているという感覚があります。 SNSをやればある程度緩和できるかと思った時期もあったんですが、私の気質的にSNSは続かない、というか続けない。 すぐに自動化を考えるため、クローリングをバッチ処理で回したり、すぐに機械的な要素をちらつかせてしまう。3

SNSは楽しむためのツールじゃなくて、情報収集や自動発信ーひいてはマネタイズツールになってしまいます。 従って、私はSNSをやらないようにしています。

##

注釈

  1. 【CEO/CTOのウケが良い】あくまで自己採点です。運用サイドや技術サイドの話よりマネタイズの話ばかりをしすぎたからかもしれませんが…。  2 3 4

  2. 【リモートワークで働きたい】交通費をご負担いただくのも嫌だし、そもそもそういう交渉をすること自体が誰も救われないなぁ、と思いますし良いことないです。  2

  3. 【自動化したい】根っこがギークなエンジニア気質なので、「こんなムダな事に時間を使うなら自動でやらせればよくね?」って発想になりがちです。